アニタ・ロディックとは?
あにたろでぃっく
アニタ・ロディックは、英国発の自然派化粧品ブランド「ザ・ボディショップ」を創業した実業家で、倫理的ビジネスと社会活動家としても知られます。
アニタ・ロディック(1942〜2007年)は、英国の実業家・社会活動家であり、ザ・ボディショップの創業者です。イングランドのリッチモンドで生まれ、若い頃から旅行を通じて各地の自然素材や美容習慣に親しみました。
1976年、イングランドのブライトンに最初のザ・ボディショップをオープンしました。当初は手作り感あふれる小さな店舗でしたが、天然素材を使った化粧品・詰め替え容器の導入・動物実験反対・フェアトレードの実践といった独自の価値観が消費者の支持を集め、急速に拡大しました。
ロディックが示した「倫理的ビジネス」の先進性は、現在のサステナビリティ経営やESG(環境・社会・ガバナンス)の概念に通じるものでした。具体的な取り組みとして以下が挙げられます。
- 動物実験を行わないクルエルティフリーの製品ライン
- 開発途上国の生産者との公正な取引(フェアトレード)
- 詰め替え販売による容器廃棄物の削減
- 人権・環境保護への積極的な声明と社会運動への参加
2006年にロレアルへの身売りを発表した際は、倫理面での懸念から批判も受けましたが、ロディック自身は売却益を社会活動に充てることを明言しました。2007年に脳出血で急逝しましたが、その精神はブランドに受け継がれています。
使い方・例文
「アニタ・ロディックのザ・ボディショップは、利益と倫理を両立させる経営モデルの先駆けとして経営学でも取り上げられる」といった文脈で紹介されます。
この用語をシェア
最終更新: