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CFexpressカードとは?超高速メモリカード規格の仕組みを解説

公開 2026年8月18日

この記事は 「CFexpressカードとは?」 の解説をくわしく掘り下げたものです。

CFexpressカードとは

CFexpress(シーエフエクスプレス)カードは、コンパクトフラッシュアソシエーションが策定した高速メモリカード規格で、パソコンの内部記憶装置などにも使われるPCI Express(Gen3またはGen4)NVMeプロトコルを基盤としています。これにより、従来のメモリカード規格とは比較にならないほどの高速なデータ転送を実現しており、高性能なデジタルカメラやビデオカメラの記録媒体として急速に普及が進んでいます。

3つのタイプ

CFexpressカードには、サイズの異なる3つのタイプが存在します。

  • Type A:最も小型でミラーレスカメラなどに採用される
  • Type B:CFexpressの中で最も一般的なサイズ
  • Type C:最も大型で、より高い転送性能が求められる業務用途向け

形状に互換性がないため、カメラ本体が対応しているタイプを事前に確認してから購入する必要があります。

転送速度の速さ

CFexpressカードは、規格やタイプにもよりますが、最大読み出し速度1800MB/秒以上という圧倒的な高速転送が可能です。これは従来主流だったSDカードと比べて何倍も速く、大容量データの読み書きにかかる時間を大幅に短縮できます。

活躍する撮影シーン

この高速性が特に力を発揮するのが、RAW形式での高速連続撮影や、8K解像度のRAW動画の記録です。従来のメモリカードでは書き込み速度がボトルネックとなり、連写可能枚数や動画の記録時間に制約が生じていましたが、CFexpressカードの登場によってこうした制約は大きく緩和されました。プロの写真家や映像制作者にとって、CFexpressカードは表現の幅を広げる重要な記録媒体となっています。スポーツ撮影や野生動物の撮影など、決定的な瞬間を逃せない現場では、書き込み待ちで撮影が止まらないことが特に重視されます。

SDカードとの違い

従来広く使われてきたSDカードは、多くの機器で扱いやすい反面、内部構造上の制約から転送速度に上限があります。これに対しCFexpressカードは、パソコンのストレージにも使われる高速インターフェースをそのまま採用しているため、原理的により高い性能を引き出せる設計になっています。近年のハイエンド機種では、SDカードスロットとCFexpressスロットの両方を搭載し、動画はCFexpress、静止画はSDカードといったように用途に応じて使い分けられる製品も増えています。

今後の普及と課題

高性能である一方、CFexpressカードは従来のメモリカードに比べて価格が高い傾向にあり、発熱対策としてカード自体にヒートシンクを備えた製品も登場しています。それでも、高解像度・高フレームレートの映像制作が一般化するにつれ、対応機種は着実に増えており、今後さらに普及が進むと見込まれています。

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