SSH-2とは?
えすえすえいちつー
SSH-2とは、ネットワーク越しの安全なリモートログインやファイル転送を実現するSSHプロトコルの第2版であり、旧版の脆弱性を解消した現行標準です。
SSH-2(Secure Shell version 2)は、ネットワーク上で暗号化された通信チャネルを確立し、安全なリモートログイン・コマンド実行・ファイル転送を可能にするプロトコルです。IETFのSecsh(Secure Shell)ワーキンググループによってRFCとして標準化されており、現在事実上すべてのSSH実装でSSH-2が使用されています。
前身のSSH-1には中間者攻撃や整合性検証の脆弱性が発見されたため、SSH-2では設計を根本から見直しています。主な改善点は次のとおりです。
- トランスポート層・ユーザー認証層・コネクション層という3層の独立したプロトコルに分離し、設計をクリーンに整理
- Diffie-Hellman鍵交換による安全な鍵合意の採用
- HMACによるパケット整合性検証(改ざん検知)の強化
- 1本のSSH接続上で複数の論理チャネル(マルチプレクシング)を扱える仕組み
- RSA・DSA・ECDSA・Ed25519など多様な公開鍵アルゴリズムへの対応
SSH-2は認証方式も柔軟で、パスワード認証のほか、公開鍵認証・ホストベース認証・キーボードインタラクティブ認証などをサポートします。公開鍵認証では秘密鍵をクライアントに保持するだけでパスワードレスのログインが実現でき、自動化スクリプトやCI/CDパイプラインでも広く使われます。
Linuxサーバーの管理やGitリポジトリへのアクセス、SFTP(SSHファイル転送プロトコル)による安全なファイル転送など、ITインフラの根幹を支えるプロトコルとして今日も不可欠な存在です。
使い方・例文
開発者がターミナルからssh user@example.comと入力してリモートサーバーに接続したり、GitHubへのコード推送に公開鍵認証を使ったりする場面は、すべてSSH-2が動作しています。
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