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SHAPとは?

しゃっぷ

SHAPとは、機械学習モデルの予測に対して各特徴量がどれだけ寄与しているかを数値で示す、モデル解釈のための手法です。

SHAP(SHapley Additive exPlanations)は、機械学習モデルの予測結果説明するための手法で、ゲーム理論シャープレイ値(Shapley value)を機械学習応用したものです。2017年にScott LundbergとSu-In Leeによって発表されました。

機械学習モデル、特にブラックボックスとなりやすい勾配ブースティングやニューラルネットワークでは、「なぜそのような予測が出たのか」が分かりにくいという課題があります。SHAPはこの課題に対して、各入力特徴量が予測値に対してプラス・マイナスどれだけ貢献しているかを定量的に示します。

SHAPの主な特徴と利点は以下の通りです。

  • 理論的な公正性:シャープレイ値に基づくため、貢献度の分配が数学的に保証されている
  • モデル非依存:原理的にはあらゆる機械学習モデルに適用できる(ただし実装上の近似がある)
  • 個別・全体の両方を説明:1件の予測の説明(ローカル説明)と、全データを通じた特徴重要度の把握(グローバル説明)の両方が可能
  • 豊富な可視化:ウォーターフォールチャート・ビープロット(bee swarm plot)などで直感的に理解しやすい

SHAPはXAI(説明可能なAI)の代表的な手法として、医療診断支援・金融の与信判断・人事評価など、モデルの透明性が求められる分野で広く活用されています。Pythonのshapライブラリを使えばXGBoost・LightGBM・CatBoost・scikit-learnのモデルなどに対して容易に適用できます。

使い方・例文

ローン審査の機械学習モデルが「否決」と予測した際に、SHAPを使って「年収が低い点がマイナスに、勤続年数が長い点はプラスに働いた」などの根拠を数値と図で可視化する場面で活用されます。

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