ODataとは?
おーでーた
ODataとは、HTTPを通じてデータを照会・操作するための標準プロトコルであり、クエリパラメータでフィルタリングや並べ替えなどを統一的に扱えます。
OData(Open Data Protocol)は、Microsoftが提唱しOASIS(構造化情報標準促進協会)によって標準化されたオープンなデータアクセスプロトコルです。RESTfulなHTTPリクエストを通じて、データの照会・作成・更新・削除(CRUD)を統一的な方法で行えるよう設計されています。
ODataの最大の特徴は、URLのクエリパラメータだけで高度なデータ操作を表現できる点です。たとえば次のような操作が標準化されたパラメータで実現できます。
- $filter:条件を指定してデータを絞り込む
- $orderby:並べ替え順を指定する
- $top / $skip:ページネーション(先頭N件の取得・スキップ)
- $expand:関連エンティティを一緒に取得する
- $select:取得するフィールドを絞り込む
データ形式はJSON(またはAtom/XML)で表現され、メタデータエンドポイントによってデータモデルの構造も自己記述できます。これにより、クライアントがスキーマを動的に発見して操作できる「ディスカバラブル」なAPIを実現します。
Microsoft SharePoint・Azure DevOps・Dynamics 365など多くのMicrosoft製品でODataが採用されているほか、SAP製品群でも広く使われています。また、Power BIやExcelからODataエンドポイントに直接接続してデータを取り込む使い方も普及しており、ビジネスインテリジェンス分野での活用が目立ちます。
REST APIの設計をゼロから行う手間を省き、クライアントとサーバーの双方が共通の規約に従えるため、企業内システム連携の効率化に役立ちます。
使い方・例文
社内の人事データベースをOData対応のAPIとして公開すると、Power BIやExcelから追加開発なしにデータを取得・集計でき、ダッシュボード作成の工数を大幅に削減できます。
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