GLONASSとは?
ぐろなす
GLONASSとは、ロシアが開発・運用する軍民共用の全球測位衛星システムで、GPSと並ぶ世界主要な衛星測位システムのひとつです。
GLONASS(Global Navigation Satellite System)は、旧ソビエト連邦が開発を開始し、現在はロシア連邦航空宇宙軍が運用する全球衛星測位システムです。GPSがアメリカのシステムであるのに対し、GLONASSはロシア独自の測位インフラとして、安全保障・民間双方の目的で維持されています。
GLONASSの衛星配置は、3つの軌道面に各8機、計24機(プラス予備機)が中軌道(高度約19,100km)を周回します。GPSが全衛星に同一の搬送波周波数(CDMA方式)を使うのに対し、GLONASSは衛星ごとに異なる周波数を割り当てるFDMA方式(一部衛星ではCDMAも採用)を採用しており、技術的アーキテクチャが異なります。
GLONASSの主な特徴は次のとおりです。
- 高緯度地域での測位精度がGPSより有利
- GPSと併用することで測位可能な衛星数が増え、精度・可用性が向上
- 民間利用は無償で開放
- ソ連崩壊後に衛星数が減少したが、2000年代以降に復活・整備
現在のスマートフォンや車載ナビの多くはGPS・GLONASS・Galileoなど複数システムに対応しており、受信できる衛星数を増やして測位精度を高めています。日本でも地図アプリや位置情報サービスで間接的に活用されています。
使い方・例文
スマートフォンの仕様に「GPS/GLONASS/Galileo対応」と記載されている場合、複数の測位衛星システムを組み合わせて位置精度を高めていることを示しています。
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