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DNS over TLSとは?

でぃーえぬえすおーばーてぃーえるえす

DNS over TLSとは、DNSの名前解決通信をTLSで暗号化し、通信経路上での盗聴や改ざんを防ぐプロトコルです。

DNS over TLS(DoT)は、従来の平文DNSクエリをTLS(Transport Layer Security)で暗号化するプロコルで、RFC 7858として標準化されています。ポート番号853を使用します。

通常のDNS通信はUDP/TCPポート53を使った平文で行われるため、ISPや悪意ある第三者が利用者のアクセス先ドメインを簡単に傍受・記録できます。DNS over TLSはこの問題を解消するために設計されました。

仕組みの流れは以下の通りです。

  • クライアント(OS・ブラウザ・専用アプリ)がDNSリゾルバーとTLSハンドシェイクを行い、セキュアなチャネルを確立する。
  • DNSクエリ・レスポンスをそのTLS接続上で送受信するため、中間者には内容が見えない。
  • サーバー証明書の検証により、正規のリゾルバーと通信していることも確認できる。

よく似たプロトコルにDNS over HTTPS(DoH)があります。DoHはHTTPSのポート443を使うためファイアウォールで遮断しにくい反面、HTTP層のオーバーヘッドが生じます。DoTはDNS専用ポートを使うため企業ネットワーク管理者が制御しやすい特徴があります。Android 9以降ではDoTが標準でサポートされており、家庭用ルーターやパブリックDNSサービス(Cloudflareの1.1.1.1など)でも広く利用されています。

使い方・例文

公衆Wi-Fiを使う際にDNS over TLSが有効なリゾルバーを設定しておくと、接続先のドメイン名が暗号化されるため、同じネットワーク上の第三者にアクセス先を監視されるリスクを低減できます。

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