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首なし馬とは?

くびなしうま

なし馬とは、頭部のない馬の姿で現れるとされる怪異・妖怪で、日本や西洋各地に伝承が残る恐怖の存在です。

なし馬とは、頭部を持たない馬の姿で現れるとされる怪異・妖怪の総称です。日本国内をはじめ、ケルト文化圏やアングロサクソン地域など世界各地に類似した伝承が存在し、普遍的な恐怖の象徴として語り継がれてきました。

日本における首なし馬の伝承は、主に東北・九州・四国などの農村地帯に多く見られます。深夜の山道や田畑に現れ、目撃した者に不運をもたらすとされることが多く、馬の死や供養の不足原因で成仏できずに彷徨う霊的存在として語られる場合もあります。

西洋では、アイルランド・スコットランドの伝承に登場するドゥラハン(Dullahan)が代表的な例です。ドゥラハンは首なしの騎手として描かれることが多く、切り取られた自らの頭を手に持ちながら黒馬を駆るとされます。ワシントン・アーヴィングの短編小説「スリーピー・ホロウの伝説」はこの伝承を題材にしており、「首なし騎士」として広く知られるようになりました。

首なし馬や首なし騎士のイメージは、死・境界・冥府の使者といったテーマと結びついており、文学・映画・ゲームなど現代のポップカルチャーにも継承されています。日本の妖怪研究においては、首なし馬は身体の欠損を持つ怪異の一類型として分類されます。

使い方・例文

怪談や妖怪伝承の語り場で、「夜道に首のない馬が現れた」という首なし馬の話は、地域の怖い話として語り継がれることがあります。

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