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鎌倉遺文とは?

かまくらいぶん

鎌倉遺文とは、鎌倉時代に作成された古文書を大規模に集成した史料集で、中世史研究の基本資料です。

鎌倉遺文とは、歴史学者の竹内理三が編纂した鎌倉時代(12世紀末〜14世紀初頭)の古文書集成です。東京堂出版から刊行された大部な史料集で、鎌倉幕府朝廷、寺社、武士など各方面が残した文書を網羅的に収録しています。

編纂にあたっては全国各地の寺社・旧家・公文書館などに伝わる古文書を博捜し、年代順に配列しています。収録文書の種類は多岐にわたり、将軍の下文や御教書、地頭の請文、荘園に関する証文、寺社への寄進状など、当時の政治・経済・社会の実態を伝える一次史料が揃っています。

この史料集が果たした役割は大きく、鎌倉時代史の研究においては不可欠の基本資料として位置づけられています。文書の翻刻(古文書を活字に起こすこと)・解説が付されているため、専門家だけでなく中世史を学ぶ研究者にも広く利用されています。補遺巻も刊行されており、継続的に内容が充実されてきました。

現在では、国立歴史民俗博物館などがデータベース化を進めており、デジタル環境でも参照できるようになっています。

使い方・例文

鎌倉時代の荘園支配の実態を調べるとき、研究者は鎌倉遺文に収録された関連文書をまず確認します。

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