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錦玉羹とは?

きんぎょくかん

錦玉羹とは、寒天砂糖を煮溶かして固めた透明感のある和菓子で、宝石のように美しい見た目が特徴の上生菓子です。

錦玉羹(きんぎょくかん)は、寒天砂糖や水で煮溶かして型に流し固めた和菓子で、琥珀色や透き通ったガラスのような美しい外観が特徴です。「錦玉」とは美しい宝石を意味し、その名のとおり光を受けると輝くような透明感が魅力とされています。

製法は、糸寒天または棒寒天を水で戻してから煮溶かし、砂糖を加えて煮詰め、型に流し込んで冷やし固めるものです。色づけには食紅・抹茶・黒糖などが用いられ、季節感を表現するために赤・緑・黄などを重ねたり、中に求肥(ぎゅうひ)・羊羹・金時豆・金箔などを封じ込めたりすることもあります。この封入の工程が職人の腕の見せ所で、均一な透明度と美しい配色を保ちながら固めることが技術を要します。

錦玉羹の主な特徴は、寒天ならではのぷるんとした食感と上品な甘さ、光が透けて見えるような透明感のある仕上がり、季節の花や景色を模したデザイン、そして常温保存が可能で比較的日持ちがする点です。

茶道の世界では季節の意匠を凝らした錦玉羹が茶菓子として用いられることが多く、日本の菓子文化における「目で楽しむ」という美意識を体現した存在です。夏場に涼しげな見た目を楽しむ季節菓子としても広く親しまれています。

使い方・例文

茶席や贈答品として「金魚が泳ぐ錦玉羹」のような夏らしいデザインの菓子が登場します。和菓子屋の店頭では特に夏季に多く見かける上生菓子です。

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