連続地籍図とは?
れんぞくちせきず
連続地籍図とは、各地の公図や地籍図を接合・整合させて作成した一連の土地境界地図で、GISデータとして土地管理や都市計画に活用されます。
連続地籍図とは、法務局に備え付けられている公図・地籍図を隣接する地図同士で接合・整理し、継ぎ目なく連続した一枚の地図データとして整備したものです。日本では国土交通省が全国的な整備を推進しており、GIS(地理情報システム)上で利用できるデジタルデータとして提供されています。
そもそも日本の公図は、明治時代の地租改正に基づき作成されたものが多く、精度が低い・座標系が不統一・隣接図との境界が一致しないなどの問題が多数存在しています。連続地籍図はこれらのバラバラな地図を位置合わせ・補正して一体化したもので、個々の公図の精度的な限界は引き継ぎつつも、空間的なつながりを持たせた実用的なデータセットです。
主な活用場面は以下のとおりです。
- 都市計画や区画整理事業における土地区画の把握
- インフラ整備時の用地取得・境界確認の効率化
- 固定資産税の課税台帳との照合
- GIS上での土地利用分析や重ね合わせ解析
なお連続地籍図は法的効力を持つ成果物ではなく、あくまで利便性向上のために整備された参照用データです。境界確定には改めて法的手続きが必要です。
使い方・例文
市町村が区画整理事業を計画する際、連続地籍図をGISに取り込み、道路用地や公園予定地にかかる筆(土地の単位)を効率よく特定するために利用されます。
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