解放の神学とは?
かいほうのしんがく
20世紀ラテンアメリカで生まれた、貧困者の解放を福音の核心に据えるカトリック神学の潮流です。
解放の神学とは、1960〜70年代にラテンアメリカのカトリック神学者(グスタボ・グティエレス、レオナルド・ボフら)が提唱した神学で、イエス・キリストの福音を貧しい人々の側から再解釈し、構造的不正義からの社会・経済的解放を神学的使命として掲げる。「貧しい者のための優先的選択」が中心概念で、基礎共同体(CEBs)と呼ばれる草の根コミュニティ運動と結びついた。バチカンからは一定の批判も受けた。
使い方・例文
エルサルバドルの大司教ロメロは解放の神学の影響を受けながら軍事政権による貧困層への弾圧を激しく批判し、1980年にミサの最中に暗殺されたがのちに殉教者として列聖された。
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