視線誘導標とは?
しせんゆうどうひょう
視線誘導標とは、夜間や悪天候時にドライバーの視線を道路の走行方向に誘導するため、路肩や中央分離帯に設置される反射材付きの標識です。
視線誘導標とは、道路の路肩や中央分離帯などに一定間隔で設置された、反射材を備えた小型の標識類の総称です。ヘッドライトの光を反射することで夜間や霧・降雪などの視界不良時にドライバーの目に道路形状を明示し、逸脱事故を防ぐ目的で使用されます。
日本では道路標識、区画線及び道路標示に関する命令に基づき設置基準が定められており、国土交通省や各道路管理者が管理しています。一般的な形状は白または黄色の反射板が付いたポール型(デリニエーターとも呼ばれる)で、カーブや交差点手前、橋梁、トンネル出入口など視認性が特に重要な箇所に重点的に配置されます。
視線誘導標の主な種類と配置場所を挙げると以下のとおりです。
- 路肩用デリニエーター(白反射板):直線区間・カーブ区間の路肩
- 中央帯用(黄反射板):中央分離帯・センターライン沿い
- カーブ誘導標:急カーブの外側に連続設置
- 視線誘導ブロック:路面に埋め込むタイプ
反射材にはガラスビーズや再帰反射フィルムが使われ、光源方向に効率よく光を返す構造になっています。ドライバーが車線を外れる前に道路の曲がり具合を直感的に把握できるため、特に深夜走行や悪天候時の安全確保に大きく貢献します。
使い方・例文
山間部の急カーブが連続する峠道では、路肩に白い反射板付きポール(視線誘導標)が並び、夜間でもヘッドライトが当たると道路の曲がり具合が一目でわかるようになっています。
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