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血漿タンパク結合とは?

けっしょうたんぱくけつごう

血漿タンパク結合とは、血液中の薬物や物質が血漿タンパク質と結合する現象で、薬の体内分布や効果に大きく影響します。

血漿タンパク結合(けっしょうタンパクけつごう)とは、血液液体成分である血漿中に存在するタンパク質、主にアルブミン酸性糖タンパク質などに、薬物や内因性物質が可逆的に結合する現象です。

薬物が血漿タンパクと結合した状態(結合型)では、血管壁を通過して組織へ移行したり、受容体に作用したりすることができません。薬理作用を発揮するのは、タンパクと結合していない「遊離型(非結合型)」の薬物だけです。このため、血漿タンパク結合率が高い薬ほど、投与量に対して実際に作用する量が少なくなる傾向があります。

血漿タンパク結合が臨床上重要となる主な場面は以下のとおりです。

  • 薬物相互作用:2種類の薬が同じタンパクへの結合を競合し、一方の遊離型濃度が上昇して副作用が起きる
  • 低アルブミン血症:肝疾患や栄養不良でアルブミンが減少すると、遊離型が増えて過剰作用が生じる
  • 腎機能障害:タンパク結合に影響し、薬の排泄や分布が変化する

薬物動態の理解において血漿タンパク結合率は基本的なパラメーターであり、適切な投与量設定に欠かせない概念です。

使い方・例文

ワルファリンなど血漿タンパク結合率が高い薬を複数併用する際は、結合競合による出血リスクの上昇に注意が必要です。

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