若尾逸平とは?
わかおいっぺい
若尾逸平とは、明治期に甲府を拠点として活躍し、鉄道・銀行など多角的な事業を展開した日本の実業家です。
若尾逸平(わかおいっぺい、1820〜1913年)は、江戸末期から明治期にかけて活躍した日本の実業家です。山梨県(甲斐国)出身で、生糸・絹織物の商いで財を築いた後、明治期の近代化の波に乗じて多角的な事業を展開しました。長寿で知られ、90歳を超えても現役実業家として活動していました。
若尾の事業活動の特徴は以下の通りです。
- 鉄道事業:甲武鉄道(現在のJR中央線の一部の前身)の設立に関与し、山梨・東京間の交通基盤整備に貢献
- 銀行業:第十国立銀行など複数の銀行経営に携わり、地域金融の発展を支えた
- 生糸・絹織物貿易:明治期の主要輸出品である生糸の取引で活躍
若尾は「甲州財閥」の代表的人物の一人として知られており、山梨出身の実業家が明治期の経済界に多く貢献した流れを象徴しています。地元甲府では社会事業や教育への支援も行い、地域の発展に尽力しました。その長寿と旺盛な事業意欲から「甲州の大旦那」とも呼ばれ、明治の起業家精神を体現した人物として語り継がれています。
使い方・例文
甲州財閥や明治期の地方実業家を調べる際、若尾逸平はその代表例として必ず挙げられます。
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