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老舎とは?

らおしゃー

老舎とは、20世紀中国を代表する作家で、北京の庶民生活をユーモアと哀愁を交えて描いた文豪です。

老舎(ろうしゃ、1899〜1966年)は、中国の作家・劇作家で、本名を舒慶春といいます。北京の旗人(満州族)の家庭に生まれ、貧しい幼少期を経て師範学校を卒業後、教育者として働きながら文学の道を歩み始めました。

1920年代イギリスに渡り、ロンドン大学で中国語を教えながら小説を執筆。帰国後は「駱駝祥子」(1936年)で国際的な名声を確立しました。この作品は北京の人力車夫・祥子が夢を追いながら社会の矛盾に打ちのめされていく悲劇で、中国近代文学の傑作として広く読まれています。

老舎の作品の特徴として次の点が挙げられます。

  • 北京の庶民の言葉(北京語)を活かした生き生きとした文体
  • 社会的弱者への深い共感とユーモアの融合
  • 都市下層民の生活を克明に描くリアリズム
  • 戯曲「茶館」など演劇分野での革新的な作品

中華人民共和国成立後は政治的活動にも参加しましたが、文化大革命中の1966年に迫害を受けて亡くなりました。北京市から「人民芸術家」の称号を贈られており、現代中国文学の礎を築いた人物として高く評価されています。

使い方・例文

中学・高校の国語の授業で中国近代文学を学ぶ際に老舎の名前が登場します。また「駱駝祥子」は日本語訳で「らくだのシアンツ」などの題名でも知られ、世界文学の文脈でも紹介されます。

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