粟裕とは?
そくゆ
粟裕とは、中国共産党の軍事指導者で、解放軍の名将として国共内戦での数々の戦闘で卓越した戦術を発揮した人物です。
粟裕(スー・ユー、1907〜1984年)は、中国共産党の軍人・政治家であり、中国人民解放軍の創建期に最も重要な野戦指揮官の一人として活躍しました。湖南省会同県の出身で、若い頃から共産党の革命運動に身を投じました。
抗日戦争(日中戦争)では新四軍の指揮官として江南地方でゲリラ戦を展開し、日本軍に大きな打撃を与えました。その後の国共内戦(1946〜1949年)では、華東野戦軍の副司令官・司令官として一連の大規模作戦を指導し、以下の戦役で特に名声を博しました。
- 蘇中戦役(1946年):7戦7捷(七勝)と称される連続勝利
- 孟良崮の戦い(1947年):国民党精鋭の整編第74師を包囲殲滅
- 淮海戦役(1948〜1949年):60万人規模の国民党軍を破り、内戦の帰趨を決した大戦役
毛沢東からも高く評価された戦術家として知られ、「中国の最も偉大な野戦指揮官」と呼ばれることもあります。新中国成立後は中国人民解放軍総参謀長などを歴任しましたが、1958年に政治的圧力を受けて職を解かれ、晩年は不遇な時期もありました。1984年に北京で逝去し、死後に名誉が回復されました。
使い方・例文
「中国近現代史の授業や書籍で、淮海戦役の勝利を語る際に粟裕の名は必ずと言ってよいほど登場します。」
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