福田繁雄とは?
ふくだしげお
福田繁雄は、だまし絵や錯視を駆使した独創的なポスターで国際的に高く評価される、日本を代表するグラフィックデザイナーです。
福田繁雄(ふくだ しげお、1932〜2009年)は、東京生まれのグラフィックデザイナーで、東京藝術大学を卒業後、日本のグラフィックデザインを国際レベルに押し上げた先駆者の一人です。ユーモア・視覚的なトリック・社会批評を融合させた作品は、国内外で高い評価を獲得しました。
福田の作風の最大の特徴は「錯視(オプティカル・イリュージョン)」の活用です。見る角度や視点によって全く異なる絵が現れる「だまし絵」的構造を、ポスター・立体作品・環境デザインに積極的に取り込みました。代表的な作品群には以下があります。
- 「VICTORY」ポスター(1975年):靴と脚が入れ替わる有名な錯視作品
- 1970年の大阪万博に関連したポスターデザイン
- ピアノの鍵盤から手が生えるような立体オブジェ
- 影が本体とは異なる形に見えるシャドーオブジェ
国際グラフィックアライアンス(AGI)の会員として世界的なデザイン界で活躍し、イェール大学やロンドン芸術大学など海外の教育機関でも講演・指導を行いました。毎日デザイン賞・東京ADC賞など数多くの賞を受賞し、2003年には文化功労者に選ばれています。遊び心と知性を兼ね備えたその作品は、現代のデザイナーや学生に今も広く参照されています。
使い方・例文
「福田繁雄のポスターは一見すると全く別の絵に見える錯視構造が特徴で、デザインの教科書で必ず紹介される」という文脈で登場します。
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