本文へスキップ

矢板式護岸とは?

やいたしきごがん

矢板式護岸とは、鋼製や木製の矢板を地中に連続して打ち込み、土や水の圧力に抵抗することで河川・海岸・港湾の岸壁を保護する構造物のことです。

矢板式護岸(やいたしきごがん)とは、矢板(シートパイル)と呼ばれる板状の部材を地盤に連続打設し、壁体を形成することで水辺の土砂崩壊を防ぐ護岸工法です。河川改修、港湾整備、護岸補強など幅広い土木工事で採用されます。

矢板の材料には主に以下の種類があります。

  • 鋼矢板(シートパイル):耐久性が高く最も広く使用される。断面がU字・Z字・H字型など多様
  • コンクリート矢板:重量があり恒久構造物に適する
  • 木矢板:仮設工事や小規模工事に使用されることが多い

施工では、矢板を油圧バイブロハンマーなどで地盤に圧入または打撃して連続壁を形成します。必要に応じてタイロッドやアンカーで背面地盤と連結し、水平力に対する安定性を高めます。

矢板式護岸は、重力式(コンクリートブロック積み)に比べて施工スペースが少なく済み、工期短縮が可能な点が利点です。一方、腐食対策や定期的な点検・補修が必要であり、特に海水環境では鋼材の防食処理が重要課題となります。

使い方・例文

「河川改修工事で矢板式護岸を採用し、限られた用地内で堤防の安定性を確保した」というように、水辺の土木工事における工法の一つとして登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語