白熱電球とは?
はくねつでんきゅう
白熱電球とは、電流を流したフィラメントが高温で発光する仕組みの電球で、エジソンが実用化した最も歴史ある電灯です。
白熱電球(はくねつでんきゅう)は、ガラス球内部に封入されたタングステン製のフィラメントに電流を流し、フィラメントが摂氏2000〜3000度近くの高温で発光する原理を利用した照明器具です。英語では「incandescent lamp / bulb」と呼ばれます。
1879年にトーマス・エジソンが炭素フィラメントを用いた実用的な白熱電球を発明・実用化し、世界に電灯の時代をもたらしました(白熱電球の着想自体には複数の先駆者がいます)。その後、フィラメント素材はタングステンに改良され、ガラス球内部の気体も真空から窒素・アルゴンなどの不活性ガスに変化し、寿命や明るさが向上しました。
白熱電球の主な特徴は以下の通りです。
- 演色性が高く(Ra100に近い)、自然光に近い温かみのある光を発する
- 調光が容易で、ちらつきが少ない
- エネルギー効率は低く、電力の大半が熱として放出される
- 製造コストが安く、長らく家庭用照明の主流だった
一方で省エネ性能の低さが大きな課題となり、各国でLED電球や蛍光灯への移行が推進されたことで、日本を含む多くの国で一般向け白熱電球の製造・販売が終了または大幅に縮小されています。現在も特殊用途(熱を必要とする用途・インキュベーターなど)や、その温かい光を好む愛好家向けに一部流通しています。白熱電球は電気照明の歴史を象徴する発明品として、技術史上の重要な位置を占めています。
使い方・例文
「白熱電球をLED電球に替えたら電気代が大きく下がった」というように、省エネ・照明交換の文脈でよく話題になるほか、エジソンの発明を語る歴史の授業でも定番の題材です。
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