狗神とは?
いぬがみ
四国・九州など西日本に分布する犬の霊を使役する呪術的な憑き物信仰で、家に代々伝わるとされます。
狗神(いぬがみ)は主に四国・九州・中国地方に分布する呪術的な憑き物信仰の一つで、犬の霊を人為的に生成・使役する術とされる。特定の家系(狗神持ち)が代々この能力を持つとされ、呪詛・占い・病気治癒などに用いられると伝えられた。土佐(高知県)・讃岐(香川県)・伊予(愛媛県)などで記録が多い。かつては「狗神持ちの家」との婚姻を忌避する社会的差別とも結びついた暗い歴史を持つ。
使い方・例文
明治期の民俗調査記録には、高知県の一部地域で「狗神筋(すじ)」と呼ばれる家系が特定され、縁組みを避けられたり村八分に近い扱いを受けたりした例が記録されている。
この用語をシェア
最終更新: