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犬養健とは?

いぬかいたける

犬養健とは、昭和期の日本政治家小説家で、大正・昭和を生きた元首相・犬養毅の子として知られる人物です。

犬養健(いぬかたける、1896〜1960年)は、昭和時代に活躍した日本政治家であり小説家です。「五・一五事件」で暗殺された第29代内閣総理大臣・犬養毅の五男として生まれ、政界と文学の両方に足跡を残しました。

東京帝国大学を卒業後、文筆活動と政治活動を並行して展開しました。戦前には衆議院議員として活動しながら小説を発表し、文学と政治の二刀流として知られました。代表的な文学作品には、実体験に基づいた中国・上海の描写を含む作品群があり、特に中国での経験を反映した著作が評価されています。

戦後は公職追放を経て政界に復帰し、吉田茂内閣では法務大臣を務めました(1952〜1953年)。しかし法務大臣在任中に指揮権発動事件(造船疑獄をめぐる捜査への介入)に関与したとして強く批判を受け、政界での評判に傷がつくこととなりました。

文学者としての側面では、中国大陸との関わりを軸にした作品が後世にも読まれており、政治家としての功罪とは別に文学的遺産としても評価されています。犬養家という政治名門の出身でありながら、独自の軌跡を歩んだ人物として記録されています。

使い方・例文

昭和史や戦後日本の政界を取り上げた書籍・ドキュメンタリーで、犬養健の指揮権発動事件が題材として登場します。

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