渥美清とは?
あつみきよし
渥美清は「男はつらいよ」シリーズの主人公・車寅次郎を演じ続けた国民的俳優で、昭和の喜劇を代表する名優です。
渥美清(あつみ きよし、1928年〜1996年)は、日本映画・演劇界を代表する喜劇俳優です。本名は田所康雄。東京都台東区の下町出身で、浅草の演芸場でコメディアンとしてのキャリアを積み、その後テレビ・映画へと活躍の場を広げました。
渥美清の名を不朽にしたのは、1969年から開始された映画「男はつらいよ」シリーズにおける主人公・車寅次郎(寅さん)役です。テキ屋稼業で全国を渡り歩く気ままな渡世人でありながら、家族や人情を何より大切にする寅さんのキャラクターは、渥美の温かみと絶妙な間を持つ演技によって生き生きと描き出されました。
シリーズは1969年から1995年まで48作が製作され(第49作は渥美の逝去後に遺作として公開)、毎年お盆と正月に新作が公開されるという日本映画史上前例のない連続記録を樹立しました。
「男はつらいよ」以外にも、舞台コントや映画・テレビドラマで活躍し、下町の人情や生活の機微を体現する俳優として揺るぎない地位を確立しました。1996年に胃がんで亡くなりましたが、肺結核を患いながら長年の役者生活を支え抜いた人生もまた多くの人々に感動を与えています。
使い方・例文
昭和の映画や日本の庶民文化を語る場面で渥美清と寅さんは象徴的な存在として登場します。「寅さん映画」は現在も地上波やNetflixなどで視聴でき、世代を超えて愛され続けています。
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