法螺貝とは?
ほらがい
法螺貝とは、大型の巻き貝の一種で、吹奏楽器として仏教儀式や戦場の合図に古くから使われてきたものです。
法螺貝(ほらがい)とは、インド太平洋に広く分布するフジツガイ科の大型巻き貝(ホラガイ)、またはその貝殻を加工して作った吹奏楽器のことです。
楽器としての法螺貝は、貝殻の先端に穴を開け、金属製のマウスピースを取り付けたものが一般的です。唇を振動させて音を出す原理はトランペットなどと同じで、熟練者は音の高低や強弱を唇の力加減でコントロールします。独特の低く豊かな響きが特徴です。
法螺貝は日本の歴史・文化において幅広く使われてきました。
- 仏教儀式:山岳仏教(修験道)の法具として現在も使用される
- 戦国時代の合戦:軍勢への進軍・退却などの合図として使用された
- 神社神道の儀式:祭典の場面での使用
また「ほら(法螺)を吹く」という慣用句は「大げさなことを言う・でたらめを言う」という意味で広く使われており、法螺貝の大きな音から転じた表現とされています。現在も修験道の行者が山岳修行の際に携えるなど、宗教的文脈での使用が続いています。
使い方・例文
「山伏が法螺貝を吹きながら山道を進む」という修験道の場面や、「戦国ゲームで法螺貝の音とともに出陣シーンが始まる」という形で登場します。
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