水前寺菜とは?
すいぜんじな
水前寺菜とは、熊本県の郷土野菜で、葉の表が緑・裏が紫色を帯びる独特の見た目の葉野菜です。
水前寺菜(すいぜんじな)は、キク科の多年草で、熊本県熊本市の水前寺地区を産地の起源とする伝統野菜です。「金時草(きんじそう)」「式部草」などの別名でも呼ばれ、石川県や沖縄県(ハンダマ)でも栽培・利用されています。
最大の特徴は葉の色にあります。表面は鮮やかな緑色でありながら、裏面は美しい赤紫色をしており、加熱すると独特の紫色の色素(アントシアニン)がお湯や煮汁に溶け出します。このため、料理に色鮮やかな彩りを添える食材として重宝されています。
水前寺菜の栄養面では、アントシアニンをはじめとするポリフェノールが豊富で、抗酸化作用が期待されています。また、カルシウム・鉄分・ビタミン類も含まれており、栄養価の高い野菜とされています。
調理法としては、以下のような使い方が代表的です。
- おひたし(ゆでると鮮やかな紫色が際立つ)
- 酢の物・和え物
- みそ汁の具
- 天ぷら
独特の粘りとさっぱりとした風味が特徴で、地元では昔から「夏バテ防止の野菜」として親しまれてきました。近年は健康志向の高まりとともに、道の駅や通販でも入手しやすくなっています。
使い方・例文
「水前寺菜をさっとゆでておひたしにすると、お皿に紫色が美しく映える」という形で、郷土料理や珍しい野菜の紹介記事でよく取り上げられます。
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