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武田五一とは?

たけだごいち

武田五一は、明治から昭和にかけて活躍した建築家で、アール・ヌーボーや分離派の影響を受けた装飾的建築で知られます。

武田五一(1872〜1938年)は、日本近代建築の黎明期を支えた建築家建築学者です。東京帝国大学で建築を学んだ後、ヨーロッパに留学し、当時流行していたアールヌーボーやウィーン分離派影響を受けました。

帰国後は京都帝国大学の教授として長年にわたり後進を指導するとともに、独自の装飾的な建築様式を展開しました。代表作には京都府立図書館(1909年)や立命館大学の関連建築、ほか関西地方を中心とした多くの建物があります。

武田建築の特徴は次のとおりです。

  • 植物文様など有機的な曲線を用いたアール・ヌーボー的装飾
  • ウィーン分離派に見られる幾何学的モダニズムとの融合
  • 外観だけでなく内装細部にも凝った意匠
  • 西洋様式を日本の文化・気候に合わせた応用

武田は「日本のアール・ヌーボー建築の先駆者」とも呼ばれ、ヨーロッパの最新潮流をいち早く国内に紹介した功績は大きいです。京都・大阪を中心に残る作品群は、近代建築の貴重な遺産として今日も保護・活用されています。

使い方・例文

建築史の文脈で「アール・ヌーボーを日本に持ち込んだ先駆者の一人として武田五一が挙げられる」と紹介される場面で登場します。

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