本文へスキップ

李登輝とは?

りとうき

李登輝とは、台湾政治家で、初の直接選挙による民選総統として台湾の民主化を主導し「台湾民主化の父」と呼ばれる人物です。

李登輝(り・とうき、1923〜2020年)は、台湾中華民国)の政治家であり、中華民国第8〜9代総統を務めた人物です。台湾生まれで、日本統治時代に旧制台北高等学校・京都帝国大学に学んだ経歴を持ちます。

国民党(中国国民党)内で農業経済学者として頭角を現し、台北市長・台湾省主席などを経て1984年に副総統に就任しました。1988年、蒋経国総統の死去に伴い昇格し、本省人(台湾生まれ)として初めて総統・国民党主席の地位に就きました。

就任後、「寧静革命」と呼ばれる平和的な民主化改革を推進しました。主な実績として次のことが挙げられます。

  • 動員戡乱時期の終結宣言(1991年)による戒厳令的体制の解除
  • 国会議員の全面改選・立法院の民主化
  • 1996年の総統直接選挙の実現(台湾史上初)
  • 地方自治の拡充と言論・結社の自由の保障強化

2000年に政権を民進党の陳水扁に禅譲し、平和的な政権交代を実現しました。台湾アイデンティティの確立を重視し、「台湾人として生まれた悲哀」という言葉を残したことでも知られています。2020年に97歳で死去しました。

使い方・例文

台湾の政治・民主化に関する書籍や報道で、「台湾民主化の父」として頻繁に登場し、日台関係を語る文脈でも引用されます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語