朴正煕とは?
ぱくじょんひ
朴正煕とは、韓国の軍人出身の政治家で、1961年から1979年まで長期政権を維持し、韓国の経済発展「漢江の奇跡」を主導した大統領です。
朴正煕(パク・チョンヒ、1917〜1979年)は、韓国の第5代から第9代大統領を務めた軍人・政治家です。1961年の軍事クーデターで権力を握り、その後18年間にわたって韓国を統治しました。
朴政権の最大の特徴は、強権的な政治体制と急速な経済成長の両立です。1960年代から1970年代にかけて、輸出主導型の工業化政策を推進し、重化学工業の育成、財閥(チェボル)の育成、農村近代化(セマウル運動)などを強力に進めました。この結果、韓国は低開発国から中進国へと急速に発展し、この目覚ましい経済成長は「漢江の奇跡」と呼ばれています。
一方、維新憲法(1972年)によって大統領権限を強化し、事実上の終身独裁体制を確立しました。言論・集会の自由が制限され、民主化運動を弾圧したことで、人権上の批判も根強くあります。
1979年10月、韓国中央情報部(KCIA)部長の金載圭に暗殺され、その長期政権は幕を閉じました。現在も韓国社会では、経済発展の立役者としての評価と、独裁者としての批判が共存する複雑な歴史的人物として論じられています。
使い方・例文
韓国の現代史や経済発展を学ぶ際、「漢江の奇跡」とともに朴正煕の名前と政策が必ず登場します。
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