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旧閑谷学校とは?

きゅうしずたにがっこう

旧閑谷学校とは、江戸時代前期に岡山藩主・池田光政が庶民教育のために設立した日本最古の庶民学校で、国宝の講堂をはじめ保存状態の高い建築群が残る史跡です。

旧閑谷学校(きゅうしずたにがっこう)は、岡山県備前市閑谷に所在する江戸時代の学校遺構です。1670年(寛文10年)ごろ、岡山藩主・池田光政が武士だけでなく庶民の子弟に教育の場を与える目的で創設しました。武家以外の庶民を対象とした藩立学校としては、日本最古の部類に属する施設とされています。

現在も残る主な建造物は以下のとおりです。

  • 講堂(国宝)— 1701年建立。備前焼瓦を葺いた独特の屋根と磨き上げられた床が特徴
  • 聖廟(せいびょう)— 孔子を祀る建物
  • 石塀— 敷地を囲む長い石積みの塀
  • 習芸斎・飲室など— 学習・生活の場として機能した附属施設

1670年代に整備が進められ、備前焼の瓦や地元の石材を使った独特の建築様式が確立されました。校内の楷の木(孔子廟に植えられる木)が秋に紅葉することでも知られ、文化財の景観として人気があります。

1953年に国の特別史跡に指定されており、「近世日本の教育遺産群」としてユネスコ世界遺産への登録を目指した活動も行われています。儒学・漢学を中心とした教育が行われ、藩の人材育成と庶民教化の両面を担った施設として日本の教育史上重要な意義を持ちます。

使い方・例文

日本の教育史や江戸時代の学校制度を調べる際、また岡山の文化財・紅葉の名所として旅行ガイドにも登場する史跡です。

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