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振り子時計とは?

ふりこどけい

振り子時計とは、一定周期で揺れる振り子の等時性を利用して時刻を正確に刻む機械式時計で、17世紀に発明されてから約300年にわたり精密時計の代名詞でした。

振り子時計とは、振り子の往復運動が一定の周期を持つ「等時性」を活用し、その周期を歯車機構に伝えることで正確な時刻を表示する時計です。ガリレオ・ガリレイが振り子の等時性を発見し、1656年にオランダの物理学者クリスティアーン・ホイヘンスが実用的な振り子時計を初めて製作したとされています。

振り子時計の基本的な仕組みは次のとおりです。まず、ゼンマイや重錘によって動力が供給されます。アンクル(錨形の部品)と脱進車(エスケープメント)が噛み合い、振り子が1往復するたびに歯車が一定量だけ進みます。この動きが分針・時針に伝わり、時刻が表示されます。

振り子の周期は振り子の長さによって決まります(重さには依存しない)。重力加速度が一定なら、長さ約99.4cmの振り子は正確に1秒周期で揺れます。この性質を利用して、精密な「秒振り子」が標準器として各地の天文台で使われました。

振り子時計は長らく最も正確な時計でしたが、20世紀に入るとクォーツ時計や原子時計に精度で大きく水をあけられました。現在では実用よりもインテリアや伝統工芸品として愛好されており、ホールクロックや置き時計として根強い人気を誇ります。

使い方・例文

リビングに置かれた木製のケースに収まった振り子時計が、ゆっくりと振り子を揺らしながら毎時チャイムを鳴らす光景は、クラシックなインテリアの定番です。アンティーク市でも高値がつくコレクターアイテムとして知られています。

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