投了とは?
とうりょう
将棋・囲碁・チェスなどのゲームで、勝ち目がないと判断した対局者が試合の継続を放棄し、相手の勝ちを認める行為です。
投了(とうりょう)とは、将棋・囲碁・チェスをはじめとするボードゲームにおいて、対局中の一方が「このまま指し続けても勝てない」と判断し、みずから試合を終了させる意思表示のことです。
将棋では対局者が「負けました」と声に出して頭を下げる、あるいは駒を盤面に伏せることで投了の意を示します。囲碁では「参りました」と述べて着手を止めます。チェスでは王(キング)の駒を横に倒すのが慣習です。いずれも審判の裁定を必要とせず、対局者自身の意思決定によって決まる点が共通しています。
投了が文化として定着している背景には、相手への礼節と実力の承認という精神があります。勝ち目がない局面を無駄に続けることは相手の時間を奪うと見なされ、潔く投了することが礼儀とされています。プロ棋士の世界では、詰みが数十手先に見えた段階で投了するケースも珍しくなく、その「読みの深さ」自体が技量の証明ともなります。
逆に投了のタイミングが遅すぎると「粘りすぎ」と評されることもあり、棋士の品格や対局マナーと深く結びついた概念です。アマチュアの対局でも投了は敗北を認めるだけでなく、対局全体に対する敬意の表れとして重視されています。
使い方・例文
終盤、王手を防ぐ手段がなくなった時点でプロ棋士が「負けました」と発声し、投了して対局を終えた。
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