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懸垂下降とは?

けんすいかこう

懸垂下降とは、岩壁や急斜面においてロープと下降器を使い、体重を支えながら安全に降りる登山クライミングの技術です。

懸垂下降(けんすいかこう)とは、クライミング登山において、固定したロープと下降器ディセンダー)を組み合わせて急峻な岩壁・雪壁・崖を安全に下る技術です。英語では「ラペリング(Rappelling)」または「アブセイリング(Abseiling)」と呼ばれます。

懸垂下降の基本的な手順は次のとおりです。

  • 支点の構築:岩場のリングボルト・ハーケン・自然の岩の突起などにロープをセットし、確実な支点を作ります。
  • ロープのセット:ロープを折り返して両端が下部に届くようにかけ、下降後に回収できるようにします。
  • 下降器のセット:エイト環やATCなどの下降器をロープに通し、カラビナでハーネスに接続します。
  • 下降:ブレーキ側の手でロープを握り、摩擦を調整しながらゆっくりと下ります。

懸垂下降は登山の下山時だけでなく、山岳救助・洞窟探検・高所作業・ミリタリー訓練など幅広い分野で活用されています。誤った支点設定やロープの末端処理の失敗は致命的な事故につながるため、必ずバックアップシステムを用いた訓練が求められます。初めて習得する際は、資格を持つガイドや経験者の指導のもとで練習することが安全の基本です。

使い方・例文

登攀不能な急壁を下るとき、または沢登りで滝上から降りる際に懸垂下降が用いられます。レスキューシーンでも頻繁に登場する技術です。

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