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慶長小判とは?

けいちょうこばん

慶長小判とは、江戸幕府が慶長6年(1601年)に鋳造を開始した、日本初の全国統一金貨です。

慶長小判は、徳川家康が江戸幕府を開いた直後の慶長6年(1601年)から鋳造が始まった楕円形の金貨で、日本初の全国統一規格による金貨として知られています。それ以前の戦国時代は各地の大名が独自の貨幣を発行しており、全国的な商取引に支障をきたしていました。幕府はこれを統一することで経済の安定を図りました。

製造にあたっては、後藤庄三郎光次をはじめとする後藤家が鋳造の責任者を担い、京都や江戸の金座で製造されました。品位は金の含有率が約84〜85%とされており、当時としては高品質な金貨でした。表面には「小判」「光次(花押)」などが刻まれ、裏面には桐紋の極印が押されています。

慶長小判は幕府の財政運営や大規模な商取引に広く使われ、江戸時代の貨幣制度の礎となりました。その後、幕府の財政難などにより金の含有率を下げた改鋳が繰り返され、元禄小判・宝永小判などが続いて発行されます。慶長小判はその中でも品位が高いことから、貨幣収集(コイン収集)の世界では特に人気が高く、現存数が限られることもあって高額で取引されます。

使い方・例文

古銭のオークションや博物館の企画展で「慶長小判が出品・展示された」という文脈で登場します。

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