封じ手とは?
ふうじて
封じ手とは、将棋・囲碁の対局を翌日以降に持ち越す際、次の一手を封筒に封じて秘密にしておく手続きです。
封じ手(ふうじて)とは、将棋や囲碁のタイトル戦など長時間対局において、対局を翌日以降に持ち越す際に行われる特別な手続きです。その日の対局を終了する時点で手番の棋士が次の一手を紙に書き、封筒に封じて審判に預けます。こうすることで翌日の対局再開まで相手方に手が知られないようにします。
封じ手の手順は以下のとおりです。
- 所定の時刻(または双方の合意)で対局を一時停止する
- 手番の棋士が次の一手を用紙に記入し封筒に入れる
- 封筒を審判・立会人が預かり、翌日の対局開始時に開封する
- 開封後、記された手を盤上に指してから対局を再開する
封じ手制度がない場合、対局を中断している間に双方が同じ局面を研究できてしまい、公平性が損なわれます。封じ手によって、手番側だけが次手を決めた状態で終了し、相手が一方的にその手を知って研究する不公平を防ぎます。
名人戦・竜王戦などの2日制タイトル戦では封じ手は必須の制度であり、封じ手の内容が翌日に公開されるときには観戦者・解説者の間で大きな注目を集めます。
使い方・例文
「本日の対局は1日目が終了し、封じ手は翌朝10時の再開時に開封される」のように、タイトル戦の中継や観戦記でよく使われる表現です。
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