安藤百福とは?
あんどうももふく
安藤百福とは、インスタントラーメンとカップヌードルを発明した日本食品業界の先駆者(1910〜2007)で、「チキンラーメンの父」とも呼ばれます。
安藤百福(あんどう ももふく)は、1910年に台湾に生まれ、2007年に大阪で逝去した日本の実業家・発明家です。日清食品を創業し、食の世界に革命的な製品をもたらしました。
安藤が最初に世に送り出したのは、1958年のチキンラーメンです。当時、日本は戦後復興の途上にあり、安価で手軽に食べられるものが求められていました。安藤は自宅の小屋でひたすら試作を繰り返し、「瞬間油熱乾燥法」という技術を独自に開発。沸騰したお湯をかけるだけで食べられるインスタントラーメンを完成させました。これは世界初のインスタントラーメンとして歴史に刻まれています。
さらに1971年にはカップヌードルを発売し、容器の中に麺が入ったスタイルはその後世界中に広まりました。この発明のきっかけは、アメリカへのセールス出張中に、現地のバイヤーがラーメンをポリスチレンカップに入れてフォークで食べる光景を見たことと言われています。
安藤は「食足世平(食が足りれば世は平和になる)」という理念を生涯持ち続けました。その精神は日清食品の企業文化にも受け継がれ、現在同社は世界各国でインスタント麺を販売する国際的な食品企業となっています。安藤の生涯は2008年のNHK連続テレビ小説『まんぷく』のモデルにもなり、広く知られています。
使い方・例文
スーパーのインスタント食品コーナーでチキンラーメンやカップヌードルを見かけるとき、その発明者として安藤百福の名前が紹介されることがあります。
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