安徳天皇とは?
あんとくてんのう
安徳天皇とは、平安時代末期の第81代天皇で、わずか8歳で壇ノ浦の戦いにおいて入水した悲劇の幼帝として知られる人物です。
安徳天皇(あんとくてんのう、1178〜1185年)は、平安時代末期の第81代天皇(在位1180〜1185年)です。高倉天皇と平清盛の娘・徳子(建礼門院)の間に生まれ、2歳で即位しました。
安徳天皇の治世は、源氏と平氏の激しい内乱(治承・寿永の乱)と重なります。1183年、源義仲の軍勢が京都に迫ると、平氏一門は幼い天皇を奉じて西国へ逃れました。三種の神器(八咫鏡・草薙剣・八尺瓊勾玉)もこのとき持ち出されました。
1185年の壇ノ浦の戦いで平氏は源義経率いる源氏軍に敗北し、敗戦が決定的になると、祖母の二位の尼(平時子)は幼い安徳天皇を抱いて「波の下にも都がございます」と語りかけながら海中へ入水したと伝えられています。享年わずか8歳でした。
このとき草薙剣は海中に没し、以後も発見されていません。安徳天皇の悲劇は「平家物語」に詳しく描かれており、日本文学・文化において無常観の象徴的な存在となっています。
使い方・例文
「平家物語」の内容や壇ノ浦の戦いを調べる際に、安徳天皇の入水が最も印象的な場面の一つとして必ず言及されます。
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