大銀杏とは?
おおいちょう
大銀杏とは、大相撲の関取(幕内・十両)が結う伝統的な髷の形で、イチョウの葉に似た形が特徴の格式ある髪型です。
大銀杏(おおいちょう)は、大相撲において幕内および十両の地位にある力士(関取)だけが結うことを許された特別な髷(まげ)のことです。その形がイチョウの葉に似ていることから「大銀杏」と呼ばれます。
大銀杏を結うには長い髪が必要で、力士は入門後から髪を伸ばし続けます。序二段・三段目・幕下などの下位力士は「丁髷(ちょんまげ)」と呼ばれる小ぶりな髷を結いますが、十両に昇進した際に初めて大銀杏を結い上げることができます。これは関取昇進の証として非常に重要な節目であり、昇進の際には「断髪式(引退時)」と対になる意義ある出来事として扱われます。
大銀杏の特徴と意味は以下の通りです。
- 扇形に広がった毛先がイチョウの葉を連想させる
- 床山(とこやま)と呼ばれる専門の職人が結う
- 本場所・巡業・各種行事での正装に相当する
- 引退時の断髪式では、この大銀杏を切ることが感動の見せ場となる
力士が引退を迎える断髪式では、多くの関係者がはさみを入れ、最後に師匠が大銀杏を切り落とします。この瞬間は力士人生の終わりを象徴する感動的な儀式として広く知られています。
使い方・例文
相撲の入門記事や力士紹介で「十両昇進、初めて大銀杏を結う」という表現が使われます。また、引退報道では「断髪式で大銀杏に別れを告げた」という文脈でよく登場します。
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