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多民族国家とは?

たみんぞくこっか

多民族国家とは、異なる民族・文化・言語を持つ複数の集団が共存している国家のことです。

多民族国家とは、単一の民族や文化によって構成されるのではなく、複数の民族集団が同一の国家の枠組みのなかで暮らしている国を指します。「民族」とは、共通の言語・文化・歴史・宗教・慣習などを持つ人々の集まりを意味します。

世界の大多数の国家は程度の差こそあれ多民族的な構成を持っています。代表的な多民族国家の例を挙げると、

  • アメリカ合衆国:ヨーロッパ系・アフリカ系・ヒスパニック系・アジア系など多様な民族が共存
  • インド:数百の言語と民族を抱え、連邦制によって多様性を統合
  • スイス:ドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語の4言語を公用語に持つ
  • 中国:漢民族を主体に55の少数民族が存在する

多民族国家における課題としては、言語政策・民族差別・分離独立運動・文化的摩擦などがあります。一方で、多様な文化が交わることで生まれる創造性や経済的活力も多民族国家の大きな強みとされます。日本は相対的に同質性が高い国とみなされますが、近年の国際化により多文化共生の議論が活発になっています。

使い方・例文

「カナダは英語とフランス語を公用語とする多民族国家として知られ、移民政策でも積極的な多文化主義を採用しています。」地理・歴史・国際問題の学習場面でよく使われる語です。

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