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土壌侵食とは?

どじょうしんしょく

土壌侵食とは、雨水・風・重力などの外力によって表土が削られ、流出・移動する現象のことです。

土壌侵食(どじょうしんしょく)は、降雨・流水・風・重力などの自然の力が地表の土壌を削り取り、別の場所へ移動堆積させる地形プロセスです。ある程度の土壌移動は自然現象として起こりますが、森林伐採・農地開墾・過放牧・道路建設などの人間活動によって裸地が増えると、植生による保護が失われて侵食が急激に進みます。

土壌侵食の主な種類は次のとおりです。

  • 雨滴侵食:雨粒が土粒子を直接叩き飛ばす最初の段階。
  • 面状侵食(シート侵食):表面を薄く流れる雨水が土を面として削り取る。
  • リル侵食:細い溝(リル)が形成されて流下する。
  • ガリー侵食:リルが拡大して深い谷状の溝(ガリー)となる。

林業の文脈では、皆伐後の裸地や不適切に造成した作業道が土壌侵食の起点になりやすく、下流域の河川濁水・堆砂・農業用水汚染に直結します。このため、植栽・地拵えを速やかに行うこと、路網の排水施設を適切に整備すること、急傾斜地での伐採方法を工夫することが侵食防止の基本対策となります。

土壌は一度大規模に流出すると数百年単位でしか回復しないとも言われており、土壌侵食の防止は生態系保全・水源涵養(すいげんかんよう)・防災の観点からも極めて重要な課題です。

使い方・例文

山腹の皆伐直後に集中豪雨が重なると、植生のない裸地から大量の表土が流れ出し、下流の河川が茶色く濁る「濁水被害」として顕在化することがあります。

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