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半減期(薬物)とは?

はんげんき

薬物の半減期とは、体内に吸収された薬物の血中濃度が半分になるまでにかかる時間のことで、投与間隔や用量設計の基準になります。

薬物の半減期(Half-life、t1/2)とは、体内に取り込まれた薬物の血中濃度がちょうど半分に低下するまでに要する時間を指します。薬物動態学(Pharmacokinetics)において最も基本的なパラメータの一つです。

半減期は、薬物の消失速度を理解するうえで重要な指標です。多くの薬物は一次速度論に従って消失するため、一定の半減期を持ちます。半減期が短い薬物は体内から速やかに排泄され、長い薬物は長時間作用が持続します。一般に、半減期の約4〜5倍の時間が経過すると、薬物はほぼ体内から消失するとされています。

半減期は以下のような臨床場面で活用されます。

  • 投与間隔の設定:半減期をもとに1日の服用回数を決定する
  • 定常状態の予測:繰り返し投与で血中濃度が安定するまでの時間(約5×半減期)を推定する
  • 薬物の洗い出し期間の設計:薬を切り替える際の休薬期間の目安にする
  • 過量投与時の管理:薬物が自然消失するまでの時間を見積もる

半減期は薬物の化学的性質だけでなく、患者の腎機能・肝機能・年齢・体重によっても変動します。そのため、特に高齢者や腎疾患患者では半減期が延長し、薬物が蓄積しやすくなる点に注意が必要です。

使い方・例文

医師が「この薬は半減期が長いので1日1回の服用で十分です」と説明したり、薬を変更する際に「前の薬の半減期が長いので2週間空けてから切り替えましょう」と指示したりする場面で登場します。

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最終更新:

同じ読みのことば

「はんげんき」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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