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前尾繁三郎とは?

まえおしげさぶろう

前尾繁三郎とは、戦後日本自由民主党を代表する政治家で、衆議院議長も務めた京都出身の重鎮です。

前尾繁三郎(まえおしげさぶろう、1905〜1981年)は、京都府出身の日本政治家です。東京帝国大学法学部を卒業後、大蔵省に入省し、官僚として財政分野に精通しました。

第二次世界大戦後、政界に転身して衆議院議員に当選し、長年にわたって自由民主党の重要人物として活躍しました。池田勇人内閣では通商産業大臣や官房長官などを歴任し、高度経済成長期の政策立案に携わりました。自民党内では「前尾派」を率いる派閥領袖としての地位を確立し、宏池会(こうちかい)の前身にあたる勢力を形成しました。

政治家としての主な実績としては以下が挙げられます。

  • 衆議院議長(1973〜1976年)として国会運営を担う
  • 自民党政務調査会長など党内要職を歴任
  • 池田内閣の経済政策を財政面から支援
  • 宏池会(穏健保守・経済重視路線)の基盤形成に貢献

温和で学識豊かな人物として知られ、「政界の知性派」と評されました。その保守本流・穏健派路線は、後継の宮澤喜一らにも受け継がれています。

使い方・例文

政治史や自民党の派閥を解説する文脈で「前尾繁三郎が率いた宏池会系の流れは、穏健保守の象徴とされた」のように登場します。

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