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冷凍保存とは?

れいとうほぞん

食品や生体試料などを氷点下の温度で凍結させ、品質・成分・鮮度を長期間維持する保存方法です。

冷凍保存とは、対象物を0℃以下(食品では通常−18℃以下)に冷却して凍結させ、微生物の増殖や酵素反応・化学変化を抑制することで長期間の保存を可能にする方法です。食品業界・医療・生命科学など幅広い分野で活用されています。

食品の場合、冷凍によって細菌や黴の繁殖がほぼ停止し、腐敗・変敗を大幅に遅らせることができます。ただし、凍結の速さによって品質に差が生じます。急速冷凍では食品内の水分が微細な氷晶を形成するため、解凍後の細胞破壊が少なく食感が保たれます。一方、ゆっくり冷凍すると大きな氷晶ができて細胞壁を傷つけ、ドリップ(旨み成分を含む液体の流出)が増えて品質が低下します。

医療・研究分野では、血液・精子・卵子・幹細胞などの生体試料を超低温(液体窒素使用時は−196℃)で保存する「クライオプリザベーション(凍結保存)」が行われています。凍結保護剤を用いて細胞の損傷を最小限に抑えます。

家庭での冷凍保存のポイントとしては、空気に触れないようにラップや保存袋で密封すること、小分けにして急速に冷凍すること、解凍後の再冷凍を避けることが挙げられます。食材ごとに推奨保存期間が異なり、肉類は1〜2ヶ月、野菜は下処理(ブランチング)後に1〜2ヶ月が目安とされることが多いです。

使い方・例文

まとめ買いした鶏肉を1回分ずつ小分けにしてラップで包み、金属トレーに並べて急速冷凍することで鮮度と食感を長く保てる。

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