党議拘束とは?
とうぎこうそく
党議拘束とは、議会での採決に際して政党が党員である議員に対して党の方針に従った投票を義務付けるルールのことです。
党議拘束(とうぎこうそく)とは、国会や地方議会での採決において、政党が所属議員に対して党として決定した方針に従って投票するよう求める内部規律のことです。「ホイップ」とも呼ばれ(英国議会用語に由来)、違反した場合には除名や離党勧告などの処分が科されることがあります。
党議拘束の目的は、政党としての一体性を保ち、政策を確実に実現することにあります。与党の場合、内閣提出法案を安定して可決するためには党議拘束による統一行動が不可欠です。
しかし党議拘束には批判もあります。
- 議員個人の良心や選挙区の民意よりも党の指示が優先される
- 議員の自由な判断を制限し、議会民主主義の原則に反するとの指摘
- 党内少数意見が反映されにくくなる
日本の国会では幅広い法案に党議拘束がかけられますが、良心的理由や重大な倫理問題に関連する採決では拘束を外すケースもあります。各国によって扱いは異なり、イギリスでは三段階のホイップ制度が設けられており、拘束の強さに差をつけています。党議拘束の是非は議院内閣制と代表民主主義の関係を考える上での重要なテーマです。
使い方・例文
ある法案の採決で、個人的に反対意見を持つ議員が党議拘束を受けて賛成票を投じる場面は、国会中継などでしばしば議論の的となります。
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