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中村彝とは?

なかむらつね

中村彝(なかむら つね)は、明治・大正期に活躍した日本の洋画家で、結核と闘いながら人物画・肖像画の傑作を残し、短い生涯に燃え尽きた画家として知られます。

中村彝(なかむら つね、1887〜1924年)は、茨城県出身の日本人洋画家です。明治から大正にかけて活動し、37歳という若さで世を去りましたが、その短い生涯に日本近代洋画史に残る傑作を多く制作しました。

東京美術学校(現・東京藝術大学)で学んだ後、フランスイタリアなどヨーロッパの絵画を独学で研究しました。特にセザンヌやルノワール、マティスらの影響を受けながらも独自の写実的な人物表現を追求しました。

代表作として、『エロシェンコ氏の像』(盲目のロシア人詩人エロシェンコを描いた肖像画)が特に高く評価されており、力強い筆致と深い人間観察が評価されています。また自画像や裸婦像にも優れた作品があります。

若いころから結核を患い、病床での制作を余儀なくされながらも旺盛な創作意欲を保ち続けました。その生き様は「病と闘う天才画家」として後世に語り継がれ、茨城県水戸市には彼の旧アトリエが保存・公開されています。日本近代洋画の発展期を代表する画家のひとりです。

使い方・例文

日本近代絵画の展覧会や美術の教科書で中村彝の名前と作品が取り上げられます。

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