本文へスキップ

不拡散条約とは?

ふかくさんじょうやく

拡散条約とは、核兵器の保有国をそれ以上増やさないことを目的として1968年に作成された国際条約で、正式名称は核兵器不拡散条約(NPT)です。

核兵器拡散条約(NPT:Treaty on the Non-Proliferation of Nuclear Weapons)は、1968年に作成され1970年に発効した国際条約で、核兵器の拡散防止・軍縮原子力の平和利用という三本柱を軸に構成されています。

条約は核保有国と非核保有国を明確に区別しており、条約上の核兵器国は米国・ロシア・英国・フランス・中国の5か国に限定されています。それ以外の加盟国は核兵器を保有・製造・取得しないことを義務付けられ、国際原子力機関(IAEA)による査察を受け入れる義務を負います。

条約の主な内容は以下の三本柱に整理できます。

  • 不拡散:核保有国は核兵器を非核保有国に譲渡せず、非核保有国は核兵器を取得・開発しない。
  • 核軍縮:核保有国は誠実に核軍縮交渉を行う義務を負う。
  • 原子力の平和利用:すべての加盟国は平和目的での原子力技術の利用権を持つ。

2025年時点で190か国以上が加盟する多数国間条約ですが、インド・パキスタン・イスラエルは未加盟のまま事実上の核兵器を保有しており、北朝鮮は2003年に脱退を宣言しました。核軍縮義務の不履行や条約の公平性をめぐる議論が続いており、5年ごとに開催される再検討会議では毎回困難な交渉が行われています。

使い方・例文

日本はNPTに非核保有国として加盟しており、核兵器を持たず、IAEAの査察を定期的に受け入れています。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語