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下水汚泥固形燃料化とは?

げすいおでいこけいねんりょうか

下水処理発生する汚泥を乾燥・成形して石炭代替の固形燃料(バイオ固形燃料)に変換し、エネルギーとして有効利用する技術です。

下水汚泥固形燃料化とは、下水処理場大量発生する下水汚泥を乾燥・粉砕・成形などの工程を経て、石炭の代替燃料として利用できる固形燃料(バイソリッド燃料、またはSS燃料とも呼ばれる)に変換する技術・取り組みのことです。廃棄物のエネルギー資源化(サーマルリサイクル)の代表的な手法のひとつです。

下水汚泥は含水率が高く、そのままでは燃焼効率が極めて低いです。そのため、まず機械脱水で含水率を70〜80%程度まで下げ、次に熱風乾燥機や蒸気乾燥機などで10〜20%程度まで乾燥させます。さらに必要に応じて石灰や石炭などと混合・成形し、ペレット状または粉末状の固形燃料に仕上げます。完成した燃料の発熱量は乾燥条件や汚泥の性状によって異なりますが、低品位炭に近い水準となる場合があります。

固形燃料の主な利用先は以下です。

  • セメント工場:石炭代替として窯の燃料に使用する
  • 火力発電所:石炭混焼燃料として利用する
  • 製紙工場・石灰工場など:工業炉の燃料として活用する

下水汚泥固形燃料化は、最終処分量の削減、温室効果ガス排出量の低減、化石燃料の代替によるCO2収支改善など多くの環境メリットがあります。国の下水道政策でも「未来投資・循環型社会」の観点から固形燃料化の普及が推進されています。

使い方・例文

ある都市の下水処理場では、脱水汚泥を乾燥炉で加熱してペレット状の固形燃料を製造し、近隣のセメント工場に石炭代替燃料として供給することで、処分コストの削減と資源循環を同時に実現しています。

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