ロバート・キャパとは?
ろばーと・きゃぱ
ロバート・キャパは、20世紀を代表する報道写真家で、スペイン内戦や第二次世界大戦の最前線を撮り続けた「戦場写真家の父」です。
ロバート・キャパ(Robert Capa、1913年〜1954年)は、ハンガリー出身のユダヤ系写真家で、本名をエンドレ・エルネー・フリードマンといいます。20世紀の報道写真の歴史において最も重要な人物の一人とされ、「史上最も偉大な戦場写真家」とも称されます。
1930年代にパリへ渡り、写真家として活動を始めました。1936年から始まったスペイン内戦の取材で一躍有名になり、共和国軍兵士が銃弾に倒れる瞬間を捉えたとされる「崩れ落ちる兵士」は、戦争写真の象徴的な一枚として世界中に知られています。この写真をめぐっては、演出の疑惑も長年議論されてきました。
第二次世界大戦中は連合国軍に従軍し、1944年のノルマンディー上陸作戦(Dデイ)の際にオマハ海岸に上陸した部隊に同行して撮影したシリーズは、現在も戦場写真の最高傑作の一つとされています。日中戦争・北アフリカ戦線・イスラエル独立戦争など、20世紀の主要な紛争の多くを現場で記録しました。
1947年にはアンリ・カルティエ=ブレッソンらとともに「マグナム・フォトス」を設立し、フォトジャーナリズムの発展に大きく貢献しました。1954年、第一次インドシナ戦争の取材中に地雷を踏んで命を落とし、41歳で生涯を終えました。
使い方・例文
ロバート・キャパの名は、戦争写真や報道写真を語る際に必ずといっていいほど登場します。「もし写真がよくなければ、十分近づいていないからだ」という彼の言葉は、現在もフォトジャーナリストたちの間で語り継がれています。
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