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ルイス・カーンとは?

るいす・かーん

ルイス・カーンは「光と静寂」を探求し、20世紀建築に大きな影響を与えたアメリカの建築家です。

ルイス・カーン(Louis I. Kahn、1901〜1974年)は、エストニア生まれでアメリカで活躍した建築家で、20世紀後半のモダニズム建築を刷新した巨匠として知られています。ペンシルバニア大学で建築を学び、長年にわたってペンシルバニア大学やイェール大学で教鞭をとりながら設計活動を続けました。

カーンの建築哲学の中心には「光と素材」への深いこだわりがあります。コンクリートやレンガといった素材の持つ質感を生かしつつ、自然光を巧みに取り込む空間づくりが特徴で、「サーバント空間とサーブド空間」という機能分離の概念も彼が提唱したものです。また「建物が何になりたいかを聞け」という哲学的な言葉でも有名です。

代表作としては、ソーク生物学研究所(1965年、カリフォルニア州)、フィリップス・エクセター・アカデミー図書館(1972年、ニューハンプシャー州)、バングラデシュ国会議事堂(1983年完成、カーン没後)などがあります。これらはいずれも光の扱いと幾何学的な構成の美しさで高く評価されています。

カーンは国際的な影響を受けながら、モダニズムを超えた新しい建築の可能性を切り拓いた人物として、今日も世界中の建築家に多大なインスピレーションを与え続けています。

使い方・例文

ソーク研究所の中庭は「建築史上最も美しい空間のひとつ」とも評され、建築学生や専門家が世界中から訪れる聖地となっています。

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