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リディアン旋法とは?

りでぃあんせんぽう

リディアン旋法とは、第4音が半音高くなることで生まれる浮遊感と明るさ特徴の教会旋法で、長調に似ながらも幻想的な響きを持ちます。

リディアン旋法(Lydian mode)は、教会旋法のひとつで、ピアノの白鍵のみを使ってファ(F)から始めたときに現れる音階です。音程の並びは「全・全・全・半・全・全・半」となり、通常の長音階イオニア旋法)と比べると第4音が半音高い「増4度」になることが最大の特徴です。

この増4度(tritone)によってリディアン旋法は独特の「浮き上がるような」「夢見るような」響きをもちます。中世の教会音楽ではその不安定な第4音が問題とされることもありましたが、ロマン派以降の作曲家はむしろこの旋法の幻想的な色彩を好んで用いるようになりました。

リディアン旋法の主な特徴を整理すると次のようになります。

  • 長調的な明るさに加え、増4度が生み出す浮遊感・神秘感
  • 解決を求めない「漂うような」開放的な響き
  • 映画音楽や現代ポップスで夢想的・宇宙的な場面に多用
  • リディアン・ドミナント(第7音も低い変形)はジャズで定番
ドビュッシーやバルトークなどの近現代作曲家が頻繁に使用したほか、現代ではジョン・ウィリアムズらの映画音楽や、ジョー・サトリアーニらのギタリストの演奏にも多く登場します。

使い方・例文

「夢のような明るいシーン」を表現したい映画音楽や、ジャズのコードⅣ上でのアドリブ演奏で「Fリディアン旋法」として登場します。

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