リストロサウルスとは?
りすとろさうるす
リストロサウルスとは、約2億5000万年前のペルム紀末〜三畳紀初頭に生息した小型の草食爬虫形類で、大量絶滅を生き延びた「サバイバー」として知られています。
リストロサウルス(Lystrosaurus)は、ペルム紀末から三畳紀初頭(約2億5000万年前)にかけて生息した単弓類(哺乳類型爬虫類)の一種で、ディキノドン類に分類されます。犬ほどの大きさの草食動物で、ずんぐりとした体型と2本の牙状の歯(カニング)を持ちます。
リストロサウルスが特に有名な理由は、地球史上最大規模の大量絶滅である「ペルム紀末大量絶滅(P-T境界)」を生き延び、三畳紀初頭の陸上脊椎動物の大半を占めるほど繁栄したことです。この時期、地球上の陸上脊椎動物のうちリストロサウルスが占める割合が非常に高くなったとされ、絶滅後の生態系の「空白」を埋めた代表種として研究されています。
リストロサウルスに関する主なポイントは以下の通りです。
- 南極・インド・南アフリカ・中国・ロシアなど広域で化石が発見されている
- 広大な分布はかつて超大陸パンゲアが存在した証拠の一つ
- 植物の根や茎を掘り起こして食べていたと推定される
- 大量絶滅後の生態系回復過程を示す重要な化石生物
パンゲア大陸の存在を裏付ける生物地理学的証拠としても重要視されています。
使い方・例文
「古生物学の授業でペルム紀末大量絶滅を学ぶとき、リストロサウルスはその後の生態系復興を語る上で欠かせない存在として紹介されます。」
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